Duet DisplayはSteam Deckで使える?代わりの方法も(2026年)
Duet DisplayはSteam Deckで使えるのでしょうか。DuetはiPadをパソコンのサブディスプレイにするアプリなので、ぴったりに思えます。ところが、SteamOSで動くSteam Deckには、iPadのアプリがつなぐ相手がありません。この記事では、その理由と、同じ制限があるほかのサブディスプレイ用アプリ、そしてiPadを実際にSteam Deckの画面にする方法を紹介します。
| アプリ | Steam Deck(SteamOS)で使えるか | 接続方法 | 価格 |
|---|---|---|---|
| TypeScreen | 使える(ゲームモード) | USB‑Cケーブル1本 | 無料 |
| Duet Display | 使えない(MacとWindows用) | ケーブルまたはWi‑Fi | サブスクリプション、月額3.99ドルから |
| spacedesk | 使えない(Windows用、macOS版はベータ) | USB、Wi‑Fi、または有線LAN | 無料 |
| Apple Sidecar | 使えない(Mac専用) | ケーブルまたはワイヤレス | macOSに内蔵 |
価格は、2026年10月時点の米国のApp Storeでの価格です。
Duet DisplayはSteam Deckで使える?
SteamOSでは使えません。Duet Displayは、iPadのアプリと、画面を広げたいパソコンに入れるソフトウェアの2つで動きます。Duetの公式ページによると、パソコン側のソフトウェアはMac(macOS 12.3以降)用とWindows(Windows 10以降)用です。Linux版はなく、Steam Deckに搭載されているSteamOSはLinuxベースです。Steam Deckにインストールできるものがない以上、iPadのアプリには接続する相手がありません。
iPad版のDuet自体は無料で、App Storeには月額3.99ドルまたは年額39.99ドルからのサブスクリプションがあります。ただし、どのプランにもLinux版は含まれていません。
Steam Deckで使う場合のデメリット:SteamOS版がなく、有料プランはサブスクリプションです。
Linuxで使えるDuet Displayの代替アプリは?
よく使われているほかのサブディスプレイ用アプリも、Linuxには対応していません。
- spacedesk:ドライバーはWindows 10と11用で、macOS 14.4以降向けのベータ版もあります。Linux版はありません。
- Apple Sidecar:macOSに内蔵された機能で、Macの画面を広げることしかできません。
- Splashtop Wired XDisplay:MacとWindows専用で、iPadアプリは2017年から更新されていません。
これらのアプリは、パソコンのデスクトップをiPadに広げるためのものです。Steam Deckに必要なのは別のこと、つまりゲームモードのゲーム画面をiPadに映すことです。
使える方法:TypeScreen
TypeScreenは、まさにこのために作ったアプリです。Steam Deck、ROG Ally、Legion GoなどのSteamOS搭載の携帯型ゲーミングPCとiPadで動きます。携帯型ゲーミングPCがゲームの映像をハードウェアで圧縮し、USB‑Cケーブル1本でiPadに送ります。キャプチャーボードもアダプタも、プレイ中のWi‑Fiも必要ありません。
Steam DeckでDuet Displayの代わりになる理由:
- SteamOSのためのアプリ:iPadのアプリから携帯型ゲーミングPCにインストールできます。デスクトップもターミナルもパスワードも不要です。
- ケーブル1本:iPadの充電に使うUSB‑Cケーブルがあれば足ります。
- Wi‑Fiによる遅延がない:映像はネットワークではなく、ケーブルで届きます。
- 無料:サブスクリプションはありません。
設定方法:iPadにTypeScreenをインストールし(無料、まもなくApp Storeで配信予定)、iPadのアプリからSteam Deckにインストールします。携帯型ゲーミングPCで開発者モードを有効にして、「新しいホストをペアリング」を選びます。この最初の一度だけの手順ではWi‑Fiを使います。あとはケーブルをつないで「信頼」をタップします。すべての手順はインストールガイドに、ケーブルの役割は「Steam Deckの画面をiPadに出力する方法」にまとめています。
Duetを使わないほかの方法
- Steam Link:Valveの無料のストリーミングアプリで、Steam DeckはRemote Playのホストになれます。ネットワーク経由でゲームを送るので、一般的なWi‑Fiでは遅延がはっきりわかります。
- キャプチャーボード:ハブのHDMI出力をキャプチャーボードに入れ、iPadの表示用アプリで映します。部品が4つ増え、費用は約50〜240ドルです。
4つの方法の比較は「iPadをSteam Deckのモニターにする4つの方法」をご覧ください。
よくある質問
Linux版のDuet Displayはありますか?
Duetの公式ページにあるのは、Mac版とWindows版だけです。LinuxベースのSteamOSで動くSteam Deckなら、TypeScreenでiPadをその画面にできます。
Duet DisplayをSteamOSやArch Linux用にダウンロードできますか?
そのような版はありません。2026年10月の時点で、Duetのパソコン用アプリはMac版とWindows版だけです。SteamOSはArch Linuxベースなので、同じく使えません。ゲームモードのSteamOS搭載の携帯型ゲーミングPCなら、USB‑CケーブルでTypeScreenを使います。
Steam Deckで使える、無料のDuet Displayの代替アプリは?
TypeScreenです。無料でSteamOSで動き、Steam DeckとiPadの間に必要なのはUSB‑Cケーブル1本だけです。
iPadをSteam Deckのサブディスプレイにできますか?
はい。ゲーム用の大きな画面として使えます。TypeScreenなら、USB‑Cケーブル1本で、Steam Deckと同じ画面がiPadに映ります。